ボディナミック身体心理システムとは、EABP(ヨーロッパ身体心理療法学会)で認定されている、現代における子供の精神運動の発達や認知、脳研究などのリサーチを統合し、児童発達時において良質な周りとのつながりや健康的な関係性に特に重点を置いた身体的発達心理学および心理療法です。
ボディナミックでは、私たちが出生以前から思春期へと成長していく中で遭遇した出来事が、どのように私たちの「身体」「あり方」「生き方」「防衛」を形作り、現在の私たちに影響しているかを、50年に及ぶ研究とデータ蓄積によりまとめられた骨格筋と7つの性格構造と11の自我機能を通して探っていきます。
ボディナミックは、デンマークで生まれ、現在11カ国でトレーニングプログラムを行っています。
〜 ボディナミック講師紹介 〜
ボディナミック創始者。現在はボディナミック・インターナショナルの全教育部門においてスーパーバイザーを行っている。リズベスはEABP(ヨーロッパ身体心理療法学会)の前会長でもある。
―著名なライヒ派のバイオシンセシス・システムの創始者であり、またEABPの前会長であったDR.DAVID BOADELLAは、リズベス・マーカーのことを「北欧からのウィルヘルム・ライヒの相続者」と呼んでいる。またボディナミック・アナリシスの性格構造と発育モデル論については、現代ヨーロッパで新興している様々な身体心理療法において最も発達したモデルであり、ウィルヘルム・ライヒ、フランク・レイク、アレクサンダー・ローウェン等の身体論理家をいちじるしく超すものだと説明した―
ボディナミックCEO。ショック/トラウマの専門家でもあり、カウンセラー、ビジネスコンサルタント、戦地における交渉人としての経歴を持つ。現在、アフリカ、南アメリカ、旧ユーゴスラビアとデンマークにおいてボランティア活動も行っている。
30年以上ボディナミックトレーニングチームのメンバーであり、ジャーナリスト、テレビレポーターでもある。Bioenergeticアナリスト。オリンピック400m陸上ハードル競技のデンマーク記録保持者であり、チェスのナショナルチームのトレーナー。
★ BODY ENCYCLOPEDIA(ボディ・エンサイクロペディア)
A Guide to the Psychological Functions of the Muscular System
「ボディ・エンサイクロペディアは、50年に及ぶ厳密な研究、理論と実践をまとめたものである。本著は他に類を見ず、人に関する最も詳細な解剖学的理解と併せて、豊富かつ丁寧に説明された練習問題が随所に織り込まれている。リズベス・マーカー、ソンジャ・フィッチによるこの著書は、この分野に全く新しい知識レベルを提供している」
-IAN MACNAUGHTON, PhD, RCC, 前British Colombia, CANADA臨床カウンセラー連盟会長、
Body Breath and Consciousness誌、 Embodying the Mind and Minding the Body誌編集者
「長い間待ちわび期待されたボディ・エンサイクロペディアはまさに大事業であり、数十年に及ぶ研究と臨床経験をまとめている。リズベス・マーカー、ソンジャ・フィッチとその同僚により作り上げられた他に類を見ない診察と治療のシステムは身体心理学、そしてその中でも特にボディナミックを心理療法と医療のメインストリームに位置づけるであろう。この書籍は科学的に厳密でありつつ、セラピーに携わる全てのプロフェッショナルにとって利用されやすいものとなっている」
-JACQUELINE A.CARLETON, PhD, 米身体心理療法連盟誌編集者
「今までの心理学やセラピーは人が自分の周りの世界にどのようにして意味を持たせるかについて理解してこなかったように思われる。マーカー、フィッチとそのボディナミックの同僚はこの誤りを克服するための大きな一歩を踏み出した。提供されている発達のフレームワークは私たちに人々のたどる道、そしてどのようにして私たちのクライアントに年齢を問わず最も効果的に関われるかについての理解を与えている」
-ED TRONICK, PhD, マサチューセッツ大学心理学教授、マサチューセッツ大学Infant-Mental Health Post-Graduate Certificate Program主任
「リズベス・マーカーとソンジャ・フィッチによるボディ・エンサイクロペディアは現存する書籍の中ではセラピストのための機能的筋解剖学を最も詳細に扱っている。この書籍は全ての身体心理学にとって貴重な資料となるであろう」
-DR. DAVID BOADELLA, Biosynthesis創始者、Energy and Character誌創設者
このワークショップでは、受胎から思春期に至る発達段階を7つの性格構造に分け、性格形成とその構造について学びます。我々が幼少期より通過してくるさまざまな心理的、および運動的な発達段階をそれぞれ見ていきます。理論だけではなく、具体的なエクササイズやコミュニケーションスキルも学びます。ファンデーションは誰でも受けることができ、プラクティショナーを受けるための必要条件でもあります。
▼ このプログラムを通して得られること
「発達心理学および性格構造モデルにおいて、ボディナミック身体発達心理学ほど身体重視で総合的なものはないでしょう。だからこそ、身体を重視するセラピスト、その他の人全員にこのボディナミック・ファンデーションをぜひとも受けていただくことをお勧めします」
-Raja Selvam, PhD, 「Somatic Experiencing」シニア・トレーナー
「ボディナミックの“7段階の発達ステージ”は今まで出会った人格セオリーにおいて最も聡明で、総合的で、活用しやすく身近なモデルです。私はこの素晴らしく価値のあるフレームワークを毎日利用させてもらっています。私の個人的意見ですと、発育心理学においてこれ以上のトレーニングを見つけることはどこを探してもないと思います」
-Babette Rothschild, MSW, LCSW 「The Body Remembers: The Psychophysiology of Trauma and Trauma treatment」著者
過去のワークショップ
生きていく中で何かしらのストレスやショックを受けると身体と心に影響を受けます。このような反応は、徐々に元の状態に戻っていきますが、中には回復できず未解決のままPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状として慢性疲労、情緒不安定、うつ、過度の緊張、睡眠障害など様々な問題を引き起こし、自分一人では抜け出しにくい状態になります。このワークショップでは、自分自身のトラウマに対峙し、本来の自分を取り戻し、更に新しい行動に結びつけるために以下のことに取り組みます。
過去のワークショップ
このトレーニングは、認定を受けたプロのボディナミック身体心理トレーナー(セラピスト)になるためのものです。ボディナミックの筋肉コーディング・システムを学ぶことにより知識を深め、精密さを向上させたい様々な種類の心理療法、ボディワーク、社会事業、ビジネス・コンサルティング、メンタルヘルス等における「ケア」のプロフェッショナル達がトレーニングを受けています。プラクティショナーを受けるにあたり必要条件はファンデーションを過去に受けていることです。ホームカミングのスタッフには、ボディナミック認定プラクティショナーと認定ファンデーショントレーナーがいます。
時間: | 4年間の中で72日間(6日×12回) |
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内容: |
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